ローチケ(ローソンチケット)でチケットを探していると、公演ページに「LE限定」という表記を見かけることがあります。「これって何?プレリクと何が違うの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
ひとことで言うと、LE限定とはLEncore(エルアンコール)会員だけが応募できる専用の先行販売枠のことです。ローチケの画面上では「LE限定」と略して表示されることが多いですが、正式名称は「LEncore会員限定先行」といいます。
この記事では「LE限定」の意味・仕組みからプレリクとの違い、LEncoreカードの登録方法、当選確率を上げるコツまで、チケット初心者でも迷わないよう丁寧に解説します。
LE限定とは

LEncoreカード会員向けの先行販売
LEncore会員とは、三井住友カードが発行するクレジットカード「LEncoreカード」を持っている人だけが登録できる有料会員サービスです。
年会費は1,650円(税込)。月換算にするとわずか約140円と、クレジットカードの年会費としてはかなりリーズナブルです。この会員資格を持つ人だけが「LE限定」の先行に応募できます。
LE限定は、一般販売よりも前に、かつプレリクと同時期もしくはそれより先に受付が始まるケースが多く、人気公演のチケット争奪戦において最速クラスの先行販売という位置づけです。コンサート・ライブ・演劇・スポーツイベントなど、ジャンルを問わずさまざまな公演で実施されています。
通常チケットとの違い
通常の一般販売との最大の違いは「申し込みのタイミング」と「チャンスの回数」です。一般販売は発売日当日にみんなが一斉にアクセスするため、人気公演では数分で完売することも珍しくありません。
一方、LEncore会員はLE限定と一般販売(さらにプレリクも)と、複数回チャンスがあります。LE限定で落選しても一般販売で再挑戦できるため、チケットを取れる可能性が高まるのが大きなメリットです。
ただし、公式が明言しているように「良席の保証はありません」。一般販売の方が良席になる場合もあります。あくまで「早く申し込めるチャンスがある」という点が特典です。
LE限定はローチケのWEBサイト(PCまたはスマートフォン)からのみ申し込み可能です。電話や店頭Loppiでは受け付けていないので注意しましょう。
プレリクとの一言比較
「LE限定」と「プレリク(プレリクエスト先行)」は、どちらもローチケの先行販売ですが、対象会員と枠が別々になっています。
- LE限定=LEncore会員(有料・年会費1,650円)だけが応募できる専用枠
- プレリク=ローソンWEB会員(無料)でも応募できる先行枠
次章以降でそれぞれを詳しく解説しますが、ひとまず「LE限定の方が応募者が限られるため、倍率が低めになりやすい可能性がある」という傾向は押さえておきましょう。
プレリクとは

LE限定と並んでよく目にする「プレリク」。こちらも先行販売のひとつですが、LE限定とは仕組みが大きく異なります。
プレリクの基本と仕組み
プレリクとは「プレリクエスト先行」の略称です。ローチケが提供している先行抽選販売の仕組みで、一般販売より前にチケットを申し込めるのが特徴です。
仕組み自体はシンプルで、受付期間中に申し込みをして、抽選結果を待つという流れです。当選・落選のどちらであっても費用は発生しません(当選時にチケット代を支払う)。
申し込みはすべてWEB上で完結します。スマートフォンでもパソコンでも手続きでき、電話・Loppi端末での申し込みは受け付けていません。
無料で参加できる条件
プレリクに参加するために必要なのは「ローソンWEB会員への登録」だけです。登録は完全無料で、入会金も年会費もかかりません。メールアドレスや基本情報を入力すれば、その場ですぐにプレリクへの応募資格が得られます。
ここで注意したいのは「申し込みが無料=チケットが無料ではない」ということ。あくまで「抽選に参加する行為」が無料であり、当選した場合は通常のチケット代を支払う必要があります。
ローソンWEB会員のほかに、有料の「ローチケHMVプレミアム」(月額550円または年額5,478円)に加入すると、プレリクの当選確率が自動的にアップするという公式特典があります。これについては後述の「当選確率を上げるコツ」で詳しく説明します。
LE限定とプレリクの違いを比較

「LE限定もプレリクも先行販売なら、どっちに申し込めばいいの?」という疑問を持つ方は多いです。ここでは両者の違いを整理します。
対象者と費用の違い
最も大きな違いは「誰が応募できるか」と「費用がかかるかどうか」です。
| 項目 | LE限定 | プレリク |
| 対象会員 | LEncore会員のみ | ローソンWEB会員(全員) |
| 費用 | 年会費1,650円(税込) | 無料(会員登録のみ) |
| 必要なもの | LEncoreカード(クレジットカード審査あり) | メールアドレスのみ |
| 申し込み開始 | 早め(公演によりプレリクより先) | LE限定後〜一般前 |
| 申し込み方法 | WEBのみ(PC・スマホ) | WEBのみ(PC・スマホ) |
LE限定はクレジットカード(LEncoreカード)の申し込みと審査が必要なため、今すぐ使いたいという人には向いていません。カードが手元に届くまで最短でも4営業日程度かかります。プレリクは登録後すぐに使えるため、急いでいる方はまずプレリクから始めるのが現実的です。
当選確率・良席の期待度
気になる当選確率について、ローチケは公式に「公演ごとの当選確率」を公表していません。そのため、あくまで構造的な推測と実際のユーザー感覚をもとに考える必要があります。
LE限定の方が応募者が少なくなりやすい理由は明確です。クレジットカードを1枚作るというハードルがあるため、プレリクと比べると参加者数が絞られる傾向があります。誰でも無料で参加できるプレリクは母数が大きくなりがちです。
当選確率がアップすると公式が明言しているのは「ローチケHMVプレミアム」のみ。LE限定には「当選確率アップ」の公式アナウンスはありませんが、応募者が限られる分、体感的に当たりやすいと感じているユーザーも多いです。
一方、良席の期待度については、LE限定もプレリクも公式が「良席の保証はない」と明言しています。先行で当選しても後方席になることはありますし、逆に一般販売でアリーナ前列が取れることもあります。「先行=良席」という思い込みは禁物です。
とはいえ、席の割り振りのタイミングや抽選処理の仕組みによっては、先行の方が良席のブロックから割り当てが始まる可能性は否定できません。あくまで「可能性がある」程度に考えておきましょう。
同時応募はできる?
「LE限定とプレリク、両方に申し込んでもいいの?」という疑問は多くの人が持ちます。結論から言うと、両方への同時応募は可能です。LEncore会員はLE限定の応募権に加えて、プレリクへの応募権も持っています。
同時応募の最大リスクは「ダブル当選」です。LE限定とプレリク両方が当選した場合、どちらもキャンセルできません。チケット代を2枚分支払うことになりますので、同時応募する際は覚悟を持って行いましょう。
なお、LE限定とプレリクは別々の枠として確保されているとみられるため、LEncore会員であればプレリクよりもLE限定に申し込む方が当選確率の観点からは有利と考えられています。同じ公演に両方申し込む場合は、LE限定を主軸に、「外れたときの保険」としてプレリクも活用するイメージが現実的です。
支払いをせずに「流す」について
ダブル当選した際に、片方の支払いをせずに「流す」という方法を実際に使っている方もいますが、これは規約上NGです。申し込みをしたチケットのキャンセルは禁止と明確に記載があるので。
「流すと次から当選しにくくなる」という噂もあります。これは真偽不明で、流した後も普通に当選している人もいれば、当選しなくなったという人もいます。ただ当選しなくなった原因が本当に流したことによるものなのか、単純に倍率の問題なのかは判断できません。
いずれにせよ、流すことは規約違反に該当するという認識は持っておいた方がいいですね。
LEncoreカードの登録方法
LE限定に応募するには、まずLEncoreカードを手に入れてLEncore会員になる必要があります。流れと注意点を確認しておきましょう。
年会費と発行の流れ
LEncoreカードは三井住友カードが発行するクレジットカードです。年会費は1,650円(税込)で、月換算140円以下というリーズナブルな設定になっています。
申し込みから利用開始までの流れは以下のとおりです。
- ローチケ公式サイトのLEncore会員ページから申し込みページへアクセス
- 三井住友カードのサイトで必要情報を入力して申し込み
- クレジット審査(数日〜1週間程度)
- 審査通過後、「本人限定受取郵便」でカードが届く(最短4営業日)
- カードに記載されているLEncore会員番号を使ってローチケサイトで初回登録
- 初回登録完了後、LE限定への応募が可能になる
入会条件は「18歳以上(高校生を除く)で電話連絡が可能な方」。未成年・学生は親権者の同意が必要です。
カードのデザインはJCBとVisaの2種類があります。どちらを選んでも基本的なLEncore会員の特典は同じですが、JCBを選ぶと「チケットJCB」も利用できるようになるため、より多くのチケット先行に応募したい方にはJCBがおすすめです。
申し込み時の注意点
審査をスムーズに通過するためのポイントがあります。それは「キャッシング枠を申し込まない」ことです。キャッシング枠(現金借り入れ機能)を申請すると審査項目が増えて、審査が長引く可能性があります。チケット目的のカード申し込みであれば、キャッシング枠は不要なので外しておきましょう。
カードが届いたら、ローチケのサイトで「初回登録」を行うのを忘れずに。この手続きを完了しないとLE限定への応募ができません。カード発行後すぐに初回登録まで済ませておくのがおすすめです。
LE限定チケットの申し込み手順

LEncoreカードの初回登録が完了したら、いよいよLE限定チケットの申し込みです。流れを確認しておきましょう。
応募から当選確認までの流れ
- ローチケ公式サイト(PCまたはスマホ)にLEncore会員IDでログイン
- 目的の公演を検索し、公演ページを開く
- 「LEncore会員限定先行(LE限定)」の応募ボタンをタップ
- 希望公演日・枚数・席種を選択して申し込みを確定
- 受付期間終了後に抽選が行われる
- ローチケのマイページまたは登録メールアドレスで当選結果を確認(申し込みから数日〜1週間程度)
- 当選の場合は指定の方法でチケット代を支払い、期限内に発券
LE限定の申し込みはWEBのみ受付です。Loppiや電話での申し込みはできません。また、応募の際の支払い方法はLEncoreカード(クレジットカード)での決済となります。
キャンセル・ダブル当選のリスク
ローチケの先行販売で特に注意したいのが「当選後のキャンセル不可」ルールです。当選が確定したら、その時点でチケット購入が確定します。
当選後のキャンセルは原則として受け付けていません。「やっぱり行けなくなった」という理由でのキャンセルはできないため、申し込む前にスケジュールをしっかり確認しましょう。
また、前述のとおり、LE限定とプレリクを同一公演に同時応募していた場合、両方が当選する「ダブル当選」が起こることがあります。この場合もキャンセルはできず、2枚分のチケット代が発生します。
ダブル当選を避けたいなら、LE限定の結果が出てから落選の場合のみプレリクに申し込むのが安全です。ただし、LE限定とプレリクの受付期間が重なっているケースもあるため、スケジュールを事前に確認しておきましょう。
プレリクチケットの申し込み手順
プレリクはLE限定とは異なり、無料のローソンWEB会員登録だけで参加できます。こちらも手順を確認しておきましょう。
ローソンWEB会員登録の手順
まだローソンWEB会員に登録していない方は、以下の手順で登録できます。
- ローチケ公式サイト(l-tike.com)にアクセス
- 「新規会員登録」を選択
- メールアドレス・パスワード・氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力
- 登録メールアドレスに確認メールが届くので、URLをクリックして認証
- 登録完了。プレリクへの応募が即時可能になる
登録は無料で、クレジットカードの審査もありません。Pontaカードを持っている場合はPontaIDを連携させることで、プレリク当選時にPontaポイント(1ポイント)を受け取れます。
応募から当選確認までの流れ
- ローチケにローソンWEB会員IDでログイン
- 目的の公演ページを検索して開く
- 「プレリクエスト先行」の応募ボタンをタップ
- 希望日程・枚数・支払い方法・受取方法を選択して申し込み確定
- 受付期間終了後に抽選。結果はマイページまたはメールで確認
- 当選の場合は指定の支払い方法で決済し、期限内に発券
プレリクの支払い方法はクレジットカードのほか、ローソン店頭(Loppi)での現金払いにも対応しています。クレジットカードを持っていない方でも利用できるのがプレリクの大きなメリットです。
プレリクも申し込み後のキャンセル・変更はできません。日程や公演内容をよく確認してから応募するようにしましょう。また、発券期限を過ぎるとチケットが無効になり、再発行もできないため、当選後はすみやかに手続きを行ってください。
当選確率を上げるコツ

チケットを取りたい気持ちは誰も同じ。ここでは、当選確率を少しでも高めるための実践的な方法をまとめます。
ローチケHMVプレミアムの活用
当選確率アップを公式が明言しているのが、有料サービス「ローチケHMVプレミアム」です。月額550円(税込)または年額5,478円(税込)で利用でき、加入期間中はプレリクの当選確率が自動的にアップします(一部対象外の公演あり)。
年額換算で月あたり約456円と、月額プランよりも少しお得です。「特定のライブに絶対行きたい!」という場合は月額プランで一時的に加入し、当選後に解約するという活用法も有効です。
ローチケHMVプレミアムはローソンWEB会員向けサービスです。LEncore会員はこのサービスとは別の枠(LE限定)があるため、必ずしも両方加入する必要はありません。自分がどの先行を主に使うかで判断しましょう。
また、ローチケHMVプレミアムには毎月700円分のポイント付与や、HMV&BOOKS onlineのクーポン、国内ホテル割引なども付いています。音楽・映像コンテンツのサービスも含まれているため、エンタメ好きにとってはチケット以外の面でもコスパが高いサービスです。
申し込みタイミングのポイント
抽選式の先行販売は「いつ申し込んでも当選確率は変わらない」と思っている方も多いですが、実はアクセスが集中するタイミングでは通信エラーや操作ミスが起きやすいという問題があります。
- 受付開始直後の時間帯はアクセス集中でエラーになりやすいため、開始から数分後を狙うのも手
- スマホよりもPCの方が操作ミスが少なく、回線が安定していることが多い
- 支払い方法や席種は事前に決めておき、申し込み画面での迷いをなくす
- 受付期間が長めに設けられている場合は、焦らず余裕を持って申し込むのもあり
ただし、先着順の先行(抽選でなく早い者勝ち方式)の場合は受付開始と同時にアクセスする必要があります。事前に「抽選か先着か」を確認しておきましょう。
複数応募の戦略
「どうしてもこの公演に行きたい」なら、複数の公演日に応募するのが有効な戦略です。
よく「初日や千秋楽は倍率が高い」と言われます。実際、初日・最終日に応募が集中する傾向があるため、中日(なかび)公演や平日公演を狙うと当選しやすくなるケースがあります。
- 初日・千秋楽・大会場より、中日・平日・地方公演の方が倍率が低くなりやすい
- 行ける公演日は複数選んで、希望順位を広めに設定する
- LEncore会員であれば、LE限定を主軸にプレリクも保険として使う
- 「この日だけ行きたい」の縛りをなるべく外すと当選確率が上がる
見落としがちなポイントとして、「落選後の一般発売も狙う」という姿勢が大切です。先行で落選したからといって諦めるのは早計。一般発売でも席が残っているケースは意外と多く、特に複数公演を行うアーティストの大規模ツアーでは、直前まで在庫が残ることがあります。先行+一般のフルセットで挑む心構えを持ちましょう。
まとめ:LE限定とプレリクの使い分け方
この記事のポイントをおさらいします。
| LE限定 | プレリク | |
| 費用 | 年会費1,650円(LEncoreカード) | 無料 |
| 対象者 | LEncore会員のみ | ローソンWEB会員(全員) |
| 参加のしやすさ | カード審査あり・最短4営業日〜 | 登録後すぐ |
| 当選確率 | 応募者が限られる傾向(公式発表なし) | ローチケHMVプレミアムで公式アップ |
| 良席の保証 | なし(公式明言) | なし(公式明言) |
| 同時応募 | プレリクと同時応募可(ダブル当選リスクあり) | LE限定と同時応募可(ダブル当選リスクあり) |
使い分けの考え方はシンプルです。
【LE限定が向いている人】年間を通じてローチケでチケットを取ることが多い人、クレジットカードを1枚増やすことに抵抗がない人、できるだけ応募母数の少ない先行枠を使いたい人。
【プレリクが向いている人】今すぐチケットを申し込みたい人、クレジットカードを新たに作りたくない人、費用をかけずにまず先行チャンスだけほしい人。
どちらが「絶対に得」とは一概には言えません。年会費1,650円という費用に見合うだけのチケット機会があるか、ライフスタイルと照らし合わせて判断するのが大切です。1年に数回は大好きなアーティストのライブに行くという方なら、LEncoreカードを持っておくと「あの時作っておけばよかった…」という後悔を防げるでしょう。
また、LE限定もプレリクも「先行に申し込めること」が最大の価値です。一般発売の争奪戦で心が折れた経験がある方は、ぜひ先行販売を積極的に活用してみてください。チケットを手にして推しのライブへ行く喜びは、どんな苦労も吹き飛ばしてくれます。
【この記事のまとめ】LE限定=LEncore会員(年会費1,650円)限定の先行枠。プレリク=ローソンWEB会員(無料)で参加できる先行枠。両者の枠は別々に確保されており、LEncore会員はどちらにも応募できる。同時応募はダブル当選リスクがあるため注意が必要。当選確率を公式にアップさせたいならローチケHMVプレミアムの活用が有効。

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